日蓮大聖人は、しばらく登山してこなかった南条時光殿の安否を心配し、
「参詣遥かに中絶せり。急々に来臨を企つべし」(御書1569ページ)
と急ぎ登山するよう勧められています。
皆さんにとって、今、何よりも大事なことは、組織の人や幹部の言いなりになるのではなく、 自ら判断して学会を離れ、日蓮正宗の信徒として一日も早く大石寺に登山参詣することなのです。
総本山大石寺は、功徳の源である本門戒壇の大御本尊がまします根本霊場です。 また、大石寺には、日蓮大聖人の法脈を継承される御法主上人が住まわれ、大御本尊を厳護し、 一切衆救済と世界平和を日々にご祈念されています。
大聖人が、登山の功徳について、
「無始の罪障も定めて今生一世に消滅すべきか」
と仰せのように、私たちは大石寺に登山参詣し、御開扉を受けることによって、過去遠々劫よりの謗法罪障を必ず消滅し、 成仏を遂げることができるのです。
このことから日寛上人は、
「志有らん人は登山して拝したまへ」
(寿量品談義・富要10-131ページ)
と示され、登山参詣して大御本尊を拝すことの大事を教えられています。
「なんといっても、御本山(大石寺)に登り、親しく大御本尊様を拝まなくては、本物の信心になれない」
(戸田城聖全集3-490)
「御法主上人猊下をとおして大御本尊を拝しますれば、かならず功徳がでてくる」
(戸田城聖全集4-399)
平成14年10月、総本山には新たに日蓮正宗僧俗の真心の御供養による「奉安堂」が建立され、本門戒壇の大御本尊 が厳護されています。
5000名以上もの人を一度に収容する奉安堂は、和風建築の美しい外観と優れた耐震構造を備える、日本最大級 の仏像建築物です。現在は、この奉安堂で御開扉が行われています。
本門戒壇の大御本尊は、
「日蓮がたましひをすみにそめながしてかきて候ぞ」(御書685ページ)
との仰せどおり、日蓮大聖人の御法魂です。その大御本尊を拝することは生身の日蓮大聖人にお目通りをさせていただく ことであり、無量の福徳を積むことができるのです。
むしろ、色々な理由をこじつけて大石寺を敵視し、大御本尊への登山 参詣を阻止する創価学会は、日蓮大聖人に弓を引く大謗法団体です。その学会に在籍し続ける限り、あなたは謗法与同罪を 免れないと言えます。
行こうと思えば行けるのに登山しないのと、登山したくてもできないのとでは、まったく意味が違います。
私たちの仏道修行には、大御本尊を渇仰恋慕する信心が大切です。
90歳という高齢にもかかわらず佐渡から大聖人の もとを訪れた阿仏房の強盛な信心に思いを馳せ、あらゆる困難を乗り越え、登山参詣してこそ成仏ができるのです。
参考:創価学会破折リーフレット