塔婆供養に対して「金儲けの手段」「信徒だましの道具」などと誹謗し、塔婆供養の
必要はないとの論調を繰り返しています。
はたして塔婆供養は必要ないのでしょうか?
日蓮大聖人は『草木成仏口決』に,「我等衆生生死する時塔婆を立て開眼供養するは、死の成仏にして草木成仏なり」
と仰せられ、死後の生命に対し、非情の草木をもって塔婆を建立し、開眼供養するところ、その功徳が、精霊に回向され、死の成仏を果たすことができると御教示されています。
こうした意義から、日蓮正宗では故人の供養として、命日や盂蘭盆会・春秋彼岸会等の折に触れて、寺院へ参詣し塔婆建立を願い出る習わしとなっています。
五輪(地・水・火・風・空)の板木に「妙法蓮華経」の題目を認め、その下に戒名や俗名を書くことにより、その塔婆は亡くなった方の体を表すことになります。
その塔婆を御本尊の傍らにお建てし、本宗僧侶の導師のもと読経・唱題することにより、亡くなった方の生命に御本尊の広大な利益が感応するのです。
塔婆供養の功徳について、大聖人は『中興入道御消息』に、
「去りぬる幼子のむすめ御前の十三年に丈六のそとば(塔婆)を立てゝ其の面に南無妙法蓮華経の七字を顕してをはしませば(中略)過去の父母も彼のそとばの 功徳よりて、天の日月の如く浄土をてらし、孝養の人並びに妻子は現世には寿を百二十年持ちて、後生には父母とともに霊山浄土にまいり給はん。」(御書1434ページ)
と仰せられ、故人の成仏はもとより、願主本人も広大な功徳を積むことを御教示されています。
日蓮正宗の塔婆供養を心待ちにしているに違いありません。
今あなたに必要なことは、謗法に染まった創価学会を脱会し、大聖人本来の純粋な信仰に立ち返ることです。
一日も早く日蓮正宗の寺院へ参詣し、正しい先祖供養を行いましょう。
どれほど、先祖故人の方々が喜ばれることでしょう。
「此の血脈並びに本尊の大事は日蓮嫡々座主伝法の書、塔中相承の稟承唯授一人の血脈なり。相構へ相構へ、秘すべし伝うべし」
(御書1684ページ)
参考:創価学会破折リーフレット